アトピスマイルクリームの成分には、有効成分ライスパワーNo.11αをはじめ、肌に優しい保湿成分や植物由来成分が配合されています。
2024年秋に成分が一部リニューアルされましたが、皮膚水分保持能改善効果や使用感に変更はありません。
無香料・無着色・ステロイド不使用で、敏感肌パッチテスト済みの処方です。
この記事では、アトピスマイルクリームの全成分を5つのカテゴリーに分けて解説します。
パラベンや防腐剤など、気になる成分についても詳しく説明していきます。
アトピスマイルクリームの全成分【最新版】
有効成分:ライスパワーNo.11α
アトピスマイルクリームは医薬部外品です。
有効成分として、ライスパワーNo.11α(ライスパワーNo.11プラス)が配合されています。
国産のお米100%を原料に、独自の発酵技術で生み出された成分です。
皮膚の水分保持機能を改善する効果が、厚生労働省に認められています。
その他の成分:保湿・安定化成分
有効成分以外に、保湿成分やエモリエント成分、安定化成分などが配合されています。
これらの成分が、クリームのテクスチャーや使用感を整えています。
また、製品の品質を保つために、防腐剤やpH調整剤も含まれています。
以下が、2024年秋リニューアル後の全成分です。
【有効成分】 ライスパワーNo.11α
【その他の成分】 水、1,3-ブチレングリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸、濃グリセリン、オリブ油、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、ホホバ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、ベヘニルアルコール、ショ糖脂肪酸エステル、モノステアリン酸ポリグリセリル、マルチトール、メチルポリシロキサン、N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、バチルアルコール、L-アルギニン、トリメチルグリシン、メチルパラベン、L-セリン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、キサンタンガム、天然ビタミンE、クエン酸、プロピルパラベン、ブチルパラベン、エデト酸二ナトリウム、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、クエン酸ナトリウム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、ツバキエキス、チャエキス(1)
アトピスマイルクリームが敏感肌に優しい3つの理由
① 有効成分は国産米100%由来
有効成分のライスパワーNo.11αは、国産のお米だけを原料にしています。
化学合成された成分ではなく、発酵という自然のプロセスで作られています。
お米由来の成分なので、肌なじみが良く、刺激を感じにくいのが特徴です。
日本人の肌に合いやすい成分といえます。
② 無香料・無着色・ステロイド不使用
アトピスマイルクリームには、香料や着色料が含まれていません。
ステロイドも配合されていないため、長期使用でも安心です。
敏感肌やアトピー肌の方が避けたい成分を、できるだけ排除した処方になっています。
必要最小限の成分で作られているのが特徴です。
③ 敏感肌パッチテスト済み
製品開発の段階で、敏感肌の方を対象としたパッチテストが行われています。
このテストに合格した処方だけが製品化されています。
赤ちゃんからご年配の方まで使える、低刺激設計です。
ただし、すべての人に刺激が起きないわけではありません。
成分を5つのカテゴリーで解説
アトピスマイルクリームの成分を、役割ごとに5つのカテゴリーに分けて解説します。
有効成分:ライスパワーNo.11α
主な働き:皮膚の水分保持機能を改善
肌が自らセラミドを作り出す力を高める成分です。
基底層まで届いて、細胞が育つ過程に働きかけます。
バリア機能を整えて、乾燥やトラブルが起きにくい肌を育てます。
医薬部外品の有効成分として、厚生労働省に承認されています。
保湿成分:グリセリン・BG・ヒアルロン酸Naなど
主な働き:肌の潤いを保つ
- 濃グリセリン:吸湿性が高く、肌をしっとり保つ
- 1,3-ブチレングリコール(BG):さっぱりした保湿感
- ヒアルロン酸ナトリウム(2):高い保水力で肌表面を潤す
- DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(NMF成分):天然保湿因子の一つ
- マルチトール:糖類由来の保湿成分
これらの成分が、肌の潤いを多角的にサポートします。
エモリエント成分:オリブ油・ホホバ油など
主な働き:肌を柔らかく保ち、水分蒸発を防ぐ
- オリブ油(オリーブ油):肌なじみが良く、保護膜を作る
- ホホバ油:皮脂に近い構造で、べたつきにくい
- 2-エチルヘキサン酸セチル:軽い感触のエモリエント剤
- ミリスチン酸オクチルドデシル:肌を柔軟に保つ
油分が肌表面をコーティングし、水分の蒸発を防ぎます。
補助成分:グリチルリチン酸2K・ツバキエキスなど
主な働き:肌を整える・守る
- グリチルリチン酸ジカリウム:肌荒れを防ぐ
- ツバキエキス:保護・保湿効果
- チャエキス(1)(茶エキス):整肌作用
- 天然ビタミンE:酸化防止、肌を守る
- L-アルギニン、L-セリン:アミノ酸、保湿・整肌
植物由来成分やアミノ酸が、肌のコンディションを整えます。
安定化成分:防腐剤・pH調整剤など
主な働き:製品の品質を保つ
- メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン:防腐剤
- クエン酸、クエン酸ナトリウム:pH調整剤
- エデト酸二ナトリウム:品質安定剤
- キサンタンガム:増粘剤、テクスチャー調整
これらの成分がなければ、製品の品質が保てません。
必要最小限の量で配合されています。
気になる成分Q&A
成分について、よくある疑問にお答えします。
Q1: パラベンが入っているけど大丈夫?
パラベンは防腐剤として使われています。
製品の品質を保ち、雑菌の繁殖を防ぐために必要な成分です。
配合量は化粧品基準内の最小限に抑えられています。
敏感肌パッチテスト済みの処方なので、通常の使用では問題ありません。
ただし、パラベンアレルギーがある方は使用を控えてください。
Q2: アルコール(エタノール)は入ってる?
エタノールは配合されていません。
アルコールフリーの処方です。
エタノールに敏感な方でも使いやすい設計になっています。
Q3: 防腐剤は使われている?
パラベン(メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン)が防腐剤として使われています。
化粧品やクリームには、品質保持のために防腐剤が必要です。
防腐剤が入っていないと、開封後すぐに雑菌が繁殖してしまいます。
最小限の量で、安全性が確認された成分のみを使用しています。
Q4: 香料は入っている?
香料は配合されていません。
無香料の処方です。
わずかに原料由来のにおいを感じることがありますが、香料によるものではありません。
Q5: 2024年秋の成分変更で何が変わった?
2024年秋のリニューアルで、一部の成分が変更されました。
ただし、有効成分ライスパワーNo.11αの配合量や、皮膚水分保持能改善効果に変更はありません。
使用感も変わっていないため、安心して使い続けられます。
具体的な変更内容については、公式サイトで確認できます。
まとめ:シンプル処方で敏感肌にも使いやすい
アトピスマイルクリームは、有効成分ライスパワーNo.11αを中心に、保湿成分や植物由来成分を配合したクリームです。
無香料・無着色・ステロイド不使用で、敏感肌パッチテスト済みの処方になっています。
防腐剤としてパラベンが使われていますが、配合量は最小限です。
成分にこだわりたい敏感肌の方でも、安心して使いやすい設計といえます。
こんな方におすすめ
- 成分を確認してから購入したい
- 敏感肌で低刺激のクリームを探している
- 無香料・無着色の製品が好み
- ステロイドを使いたくない
- 肌のバリア機能を整えたい
加えて、成分から肌への優しさを納得したい人にもぴったりです。
アトピスマイルクリームは、必要な成分だけを厳選したシンプル処方ですので、毎日使い続けることで、肌本来の力を引き出すケアができますよ。